海老名・座間の両警察署員ら約65人が参加した「合同緊急配備訓練」が6月2日に行われた=写真上。
今回の訓練では銀行強盗事件を想定。隣接する警察署が連携し実施することで署員の有事対応能力の向上を目的としている。
事件の発生場所は、市内扇町の横浜銀行海老名駅前支店。鞄に隠し持っていた刃物で銀行員を脅し現金を奪った男が、車両で座間市に逃走するという想定の下で訓練が実施された。
銀行員らは非常通報装置で110番通報し危険を知らせたほか、特殊塗料の入った防犯用のカラーボールを逃走する男に投げるなどして対応。駆けつけた警察官に男の服装・体型といった特徴、人数、逃走車両の色などをつぶさに説明した。
その後、聴取を基に緊急配備が敷かれ、被疑車両とみられる車をパトカーが追跡。座間市の県立座間谷戸山公園駐車場に逃げ込んだ被疑者を制圧逮捕した。
訓練を終え、海老名署の名児耶正副署長は「いついかなる時に緊急事態が起こっても、適切な対応をして治安維持に努めていきたい」と総括した。
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