「海老名ガイド協会」の会長に就任した 服部 澄一郎さん 国分寺台在住 70歳
会で見つけた海老名の魅力
○…海老名の歴史文化を継承し観光振興を図るため、ツアーを組んで市民や観光客らに市内の史跡・文化財を案内する「NPO法人海老名ガイド協会」の会長に就任した。会の魅力でもある「仲の良さ」を活かし、67人の会員と活動していく。「多くの人に海老名の良いところを伝えていきたいですね」と意欲を見せる。
○…今年で入会8年目。当時所属していた環境団体の仲間に誘われたのが縁で入り、事務局長や副会長、会長補佐を歴任してきた。「他にやる人がいなかったからね」と謙虚だが、任された役割を全うしたからこその会長職だろう。今でこそ歴史に携わる活動を精力的に行っているが、学生時代は年号を覚えるのが嫌いでむしろ苦手科目。「最近は出来事という点が線になる瞬間が面白いと感じるようになりました」と歴史の醍醐味を語る。
○…東京の蔵前出身。実家は江戸時代、年貢米を現金に換金する金融商人「札差」としての役割を代々担う家系だった。姉と妹に挟まれた3人兄弟の真ん中として育ち、幼い頃は大人しいながらも好奇心溢れる性格。幼稚園の時は魚釣りに夢中になり、登園を忘れてしまったこともあるという。戦時中だったため小学生時代の半分を疎開先の埼玉県蕨(わらび)市で過ごし、父の仕事の都合で海老名に来たのが23歳の時。大学では幼少期から好きだった「映画」を学ぼうとシナリオコースを専攻したが、当時は映画産業が下火だったため卒業後はテレビ制作会社に入社。以来CMを制作していたが、26歳で独立しCMのほかカラオケの映像、販促ビデオなどを手掛けてきた。
○…現在は妻と2人暮らし。ガイド協会のツアーにも2人で参加するおしどり夫婦だ。会長となった今でも自らツアーの案内役を買って出ているほか、11月には同会初となる講演「偉人の足跡を歩く」の実施を予定している。新たな試みにも挑戦する姿からは会を思う熱意が感じられた。
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