第25回中新田かかしまつりで最優秀賞・市長賞に輝いた 井上 肇さん 上今泉在住 54歳
コツコツ努力で実を結ぶ
○…海老名の秋の風物詩「かかしまつり」にはこれまで12回出品。10回入賞を果たし、最高位の賞も数多く獲得してきた。今回は「寅さん」モチーフのかかしで最優秀賞・市長賞に輝いたほか、テレビ番組やネット上で話題の「パンダ宮司」を手掛けた。「受賞できて非常に嬉しい。人がいない時間帯を狙って始発電車で柴又まで行って、寅さんの銅像の写真を撮った甲斐がありました」と微笑む。
○…息子と娘の喜ぶ姿を見たくて始めたかかし制作。当初は子どもの好きな仮面ライダーアギト・ムシキング・ゲゲゲの鬼太郎などを作っていたが、段々と自身の興味がモチーフに。作成方法は自己流で、様々な角度から撮った銅像などの写真をもとに発泡スチロールとガムテープで作り上げる。「平面の板に息を吹き込むことで立体になっていくのが面白い」と醍醐味を語る。以前は今泉のかかしまつりに出品していたが、同地区での開催が終了し3年前からは中新田で展示。「”今泉の代表”という心意気で毎年臨んでいます」と地元愛をにじませる。
○…生まれた時から住まいが変わらない、生粋の海老名人。海老名小(開校に伴い3年生から上星小)・中・高と市内の学校に通った。幼い頃からウルトラマンや怪獣などの絵を夢中になって描いている子どもで、大人になってもその熱は冷めず大学では美術部に所属し油絵を楽しんだ。専攻は心理学。取得した産業カウンセラーの資格を生かせるのではと、社員のメンタルヘルスにも対応する民間企業の総務部に勤務する。
○…自他ともに認める「資格マニア」。コツコツと学ぶのが好きで、国家資格をはじめ今まで取った資格は数えきれない。年1つ取得を目標に、休日の午前中は図書館にこもって勉学に励んでいる。好きな言葉はマラソン監督・中村清氏の「天才は有限だが努力は無限」。この言葉を信じて何事にもあきらめず日々自身を磨き続ける。
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