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県いちご品評会(果実の部) 遊作農園が県知事賞 県下15支部のトップに

社会

掲載号:2018年2月2日号

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県知事賞に選ばれた遊作農園の遊作英夫代表
県知事賞に選ばれた遊作農園の遊作英夫代表

 「平成29年度神奈川県いちご品評会(果実の部)」がこのほど開かれ、中河内の遊作農園(遊作英夫代表)が最高位となる神奈川県知事賞に輝いた。

 県いちご組合連合会が主催するこの品評会は、「県内のイチゴ」の振興を図ることを目的に毎年開催されているもの。管理体制や育成状況などを審査する立毛の部と、同園が受賞した果実の部の2種目がある。

 果実の部では、大きさ・色つや・姿形の揃い方・詰め方などが審査基準となり、県下15支部から県内主要品種の「紅ほっぺ」「とちおとめ」「さちのか」「章姫」等148点が出品された中、同園の「紅ほっぺ」が県知事賞に選ばれた。

 審査長を務めた県農業技術センターの菊池雅美所長は「(天候不順や低温の影響があった)厳しい栽培環境下でも高品質な果実が出揃っていた。県内生産者の出荷技術の高さを実感する」と講評した。

 県知事賞を受賞した遊作農園は、海老名でイチゴ栽培が始まった当初から農園を営んでいる。2代目となる現・代表の英夫さんは日照環境などのバランスをとる制御盤の開発や、当時無かった収穫台車の発明(特許取得)など”海老名のエジソン”と呼ばれ、テレビや新聞などメディアからも大きく取り上げられた事もあるという。 【中面に続く】

「地元のイチゴ食べて」

 同園の「紅ほっぺ」は、土壌病害が少なく、栽培作業の効率化が図れる「高設栽培」で生産。味が落ちるなどと言われる手法であるが、土や肥料、水分量などを工夫することで改善しているという。

 遊作代表は「10月の長雨などは厳しい環境だったが、味が濃いイチゴをしっかりと生産することができた。痛みやすいイチゴであるため、地元で採れて鮮度の良いままいただける『海老名のイチゴ』をぜひ食べてもらえれば」と話していた。

 今大会では同園以外にも4農園が特別賞を受賞。農林水産省生産局長賞に清田基治さん、神奈川県農業協同組合中央会会長賞に遠藤剛さん、神奈川青果(株)社長賞に武井哲也さん、JA全農青果センター(株)東日本事業部神奈川センター長賞に橋本孝雄さんが選ばれた。

 海老名のイチゴは市内大谷のJAさがみグリーンセンター(【電話】046・234・0080)や中央の海老名駅前農産物直売所(【電話】046・234・5310)、各農家の直売所などで販売されている。

特別賞を受賞した代表者ら
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