長年理美容師や調理師などとして公衆衛生の向上に尽力した人を称える「県優良衛生技能者・優良従業員表彰」の今年度受賞者が決定し、市内から岡佐恵子さんと原茂男さんが選ばれた。
念願の世界大会にも出場
岡さんは、国分南で「美容室HEAVEN」を営む美容師。若い頃からキャリアを持った自立した女性に憧れ、美容学校に進学。在学中にインターン生として同行した世界大会で、美容師の技術の高さとアートとしての世界観を感じ、自分もいつかこの舞台に立ちたいと本腰を入れるように。
横浜の美容院に勤務後、26歳で海老名初の民間ビルに「HEAVEN」の本店をオープン。その後美容関係の店を5店舗構えたほか、県公認美容職業訓練指導員の免許を取得し美容学校で指導するなど精力的に活動してきた。45歳の時は念願だった世界大会への出場を決め、日本代表チーム15人に選抜された経験も。
岡さんは「あなたに会えてよかったと言っていただけるよう、オンリーワンの仕事をしたい」と語る。
感性を磨き続ける
一方、河原口で「ヘアーサロン・デニム」を営む原さんは、理容師になって43年目。床屋を経営する兄の影響でこの道を目指し、愛知県名古屋市の専門学校に進学した。在学中に厚木市内の大型ヘアサロンオーナーと出会い、本物を追求する姿勢に憧れ彼の店で働くように。全日本チャンピオンでもあった彼のもとで腕を磨き、関東甲信越大会では3位に輝いた。
その後、第2の人生と考え32年間勤めた店を辞め、「デニム」を開業。時代に合ったデザインを提供するため、日々感性を磨き続ける。3年前からは理容組合厚木支部の副支部長も務める。「信者になってくれているお客様と長くお付き合いしていきたい」と原さん。
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