海老名市は4月1日、障害福祉サービスの拠点として再整備を進めていた「障害者支援センターあきば」(上今泉6の11の20)を開所した。既存施設に比べ、利用者人数が倍になったほか、公設の支援施設では初の「短期入所サービス」の提供など、支援事業を拡充する。市障がい福祉課によると、障害福祉の複合サービスを提供する公設施設は近隣では珍しいという。
同施設は市障害者第三デイサービスセンター(旧あきば)の老朽化や、市内中新田にある「県立えびな支援学校」が開校から3年目を迎え、来春の高等部卒業生の受入れ先を増やそうと再整備を進めていたもの。また市中部(中新田)にある「わかば会館」と並び、市障害者支援の中心的役割を担う施設として運営を開始する。施設運営は市内で障害者支援を行っている(社福)星谷会が担う。
施設の延床面積は2200平方メートルと旧あきばの4倍近く拡大し、受け入れ人数もこれまでの倍(80人)に増やした。また支援事業に対しては生活介護と就労継続支援B型のほか、日中一時支援、給食提供、相談支援、就労支援(共同受注)なども実施する。また公設支援施設初となり、障害者団体からの要望が高かった「短期入所サービス」や、地域住民との交流が図れる「カフェ」の運営なども行っていく。
4月1日は開所式が行われ、内野優市長をはじめ倉橋正美市議会議長、長田進治県議会議員、星谷会の安藤浩己理事長、海老名市障害者団体連合会の藤田精子会長ら関係者が出席。挨拶後はテープカットが行われ、開所を祝った。
市障がい福祉課は「障害者団体や地域の方にも設計から携わっていただき開所に至った施設。カフェも5月頃のオープンを予定しているので、ぜひ利用していただければ」と話した。
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