海老名・座間・綾瀬版 掲載号:2018年6月8日号 エリアトップへ

相模獣医師会の会長を務める 弓倉 宏久さん 中新田在住 49歳

掲載号:2018年6月8日号

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正直に勝るものなし

 ○…海老名・大和・座間・綾瀬の4市22病院が加盟している相模獣医師会。そのトップとして先日、動物を対象にした災害協定を海老名市と結んだ。「今回の締結で行政と地方獣医師会が連携する道筋ができた。スムーズに救護活動が行える体制が整ったのでは」と安堵の表情を浮かべる。ペットクリニックの経営に加え、獣医師会として小学校の飼育動物の治療や指導をするなど、その活動は幅広い。

 ○…和歌山県出身。高校を卒業するまでは工学部を志しており、その時は獣医になりたいと思っていなかったという。きっかけは、浪人時代の友人が獣医を目指していたこと。奇しくも田舎の実家では20数頭の犬、猫、おまけにアヒルまで飼っていて、動物と人が一緒に暮らしているのが当たり前だった。「そうか、獣医になればあいつらを自分で診ることができるのか」。灯台下暗しとはまさにこのこと、方向転換し、猛勉強。獣医学部の門をたたいた。

○…イギリスの研究では、他の医療従事者よりも心を病みやすい職業だといわれている。小さな体を相手に、一生懸命手を尽くしても、報われないことは少なくない。縁あって中新田に開院して約20年、もっとやれることはなかったのか、今でも自問自答を続けているという。「動物に対して、いつでも正直に尽くしたいと思っている。だから自然と飼い主への説明が長くなっちゃうんだけどね」と苦笑する。

 ○…同じく獣医師の妻と治療にあたる姿を、2人の娘はずっと見てきた。長女は現在、両親と同じ大学で獣医学を学んでいる。「獣医になるか、跡を継ぐかは本人が決めること。親としては、口を出さず、そっと見守るだけ」。心配しつつも決して悟られまいとするその姿に、親心が垣間見られた。

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