市内国分寺台にある「大谷小学校」(秋山範子校長/児童数564人)が今年創立50周年の節目を迎え、11月17日には記念式典が開催された。これは、学校側と50周年記念事業実行委員会(児島晴夫実行委員長=人物風土記で紹介)が協力し執り行ったもの。
創立から半世紀を迎えた大谷小学校では、それを祝おうと昨年10月に「50周年記念事業実行委員会」を組織し、式典をはじめ様々な取り組みを企画実施してきた。
この実行委員会に集ったのは、元・現PTAメンバーや学校長、学校応援団として活動する地域住民ら19人。計5回の会議を開き皆で案を練った。
こうした話し合いを経て同委員会では、児童から50周年の標語とキャラクターを募ることを決め、それをモチーフにシール・キーホルダーなどのグッズや横断幕を制作。また、記念品として北棟校舎に電波時計を配置したほか、今年4月に撮影した航空写真を使いクリアファイルに仕上げた。そのほか、PTA父の会では普段児童が使う鉄棒などの遊具を塗装し直す作業も行った。
未来描く記念誌作成も
11月17日には記念式典を開催。内野優市長や伊藤文康教育長らからお祝いのメッセージが送られたほか、5・6年生による合唱と合奏が披露された。この日は学校と実行委員会で編集した記念誌も配布され、この冊子には全児童の将来の夢が掲載されるなど、児童と大谷小学校の未来を思い描く内容となった。
50周年に際し、秋山校長は「地域の方々や保護者の思い、諸先輩方が残しつないでくださったものが、教育活動を高め、子どもたちの心身の成長を豊かにするのだと思います」とコメント。
児島実行委員長は「50周年を迎えられたのは歴代の校長先生と教職員の皆様の熱意あるご指導、歴代のPTA役員の皆様方の温かいご支援のたまもの。児童の皆さんも周年記念のキャラクターを考えていただいたように感性を引き出し、成果を出していることを嬉しく思います」と語った。
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