奉仕団体「海老名ロータリークラブ(RC)」の有志がこのほど、タイの田舎地域に暮らす高齢者や障害者のQOL(生活の質)の向上を目的に、市内企業や市民らから募った介護用具を現地に届けた。
RCでのつながりから、福祉が充実していない同地域で「車椅子があったら」との声を受け、福祉事業に携わる小泉あずささん=人物風土記で紹介=を中心に、所属する海老名RCの有志が集まり事業が企画された。
昨年10月に市内企業や市民から寄贈を募ったところ、車椅子が約70台、介護ベッドが約40台集まった。大型の海上コンテナに詰めて2月中旬に有志メンバーとともにタイへ。到着すると、現地のRCメンバーや介護事業者、地元高齢者ら約100人から迎え入れられ、寄贈式が行われた。介護用具は今後、介護施設や必要としている人へと届けられるという。小泉さんは「アジアの中で唯一の福祉先進国として、国際的にも役割を果たしていけたら」と話した。
この事業は継続に向け、随時寄贈を受け付けている。問合せは有志の一人・中山さん【携帯電話】090・2520・0309へ。また、持ち込みの場合は「中山通商(有)」(綾瀬市深谷上8の3の26)へ。出張での回収も相談可能。
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