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知らないうちに罹りやすい「高血圧」 病状改善で、死亡リスクを減少 取材協力／えびな脳神経外科
海老名・座間・綾瀬版
公開：2019年6月14日
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脳心血管病や慢性腎臓病などの罹患および死亡リスクが高くなるとされる原因のひとつ「高血圧」。検査で正常値でも、数値が高い予備軍の人は注意が必要だ。そこで高血圧の状況について、下今泉のえびな脳神経外科院長で、脳疾患専門医の尾崎聡医師に話を聞いた。
――高血圧患者の状況を教えてください。
日本の高血圧者数は約４３００万人と推定され、そのうち３１００万人が管理不良とされています。また、自らの高血圧を認識していない人は１４００万人、認識しているが未治療が４５０万人、薬物治療を受けているが管理不良の人が１２５０万人と、様々なケースで推計されています。
――高血圧が要因となり死亡するケースは？
脳心血管病数は年間10万人おり、このうち約50％が１２０／80ｍｍＨｇを超える血圧高値に起因するものと推定されています。食生活や身体活動、飲酒などの生活習慣に気を付けて、病気のリスクを減らしましょう。健診で血圧が高いと言われたことがある方は、専門医に相談を。
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