海老名・座間・綾瀬版
公開:2019年8月2日
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6月に上今泉地区で発生した住宅火災の際に初期消火活動を行い、延焼拡大を阻止したとして、近隣に住む小森良治さんと中村良一さん、持田和男さんの3人が7月25日に海老名市消防本部(二見裕司消防長)から表彰された。
6月13日の午前7時50分頃、小森さんが2階居室から向かいの住宅から煙が立ち上がっているのを発見。同時に中村さんと持田さんも異変に気付き、出火建物に急行した。居間とキッチンで火が出ていたため、それぞれ庭先にあった鍋やフライパンに水道水を汲み、消火活動にあたった。
火は消防隊員が到着する前に消し止められ、屋内の布団やごみ類の焼損で済み、被害は最小限に抑えられた。表彰された3人は、「当然のことをしただけ。火事が燃え広がらなくて何より」と話した。
消防本部は「初期消火が遅れていれば、延焼拡大する可能性が非常に高かった。地域防災や地域コミュニティの重要性を再確認させられる事例だった」と述べた。
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