海老名市文化会館は9月17日 (火)、公演中の災害に備えようと「避難訓練コンサート」を開催する。この取り組みは初めて実施されるもので、一般市民を動員し、より本番に近い環境での訓練となる。同館では現在参加者を募集中。定員は先着250人。
東日本大震災以降、これまでにも同館職員による避難訓練は行われてきたが、今回は出演・観覧者という”一般市民”が参加し、実際にコンサートが行われている状況で実施する。
当日は、ジャズバンドによる演奏中に大規模災害が発生したという想定のもと、同館職員らによる誘導で観覧客や出演者が避難する。訓練終了後はホールに戻り、再び演奏を聴ける。出演は毎春に同館コンサートに登場しているBig18オーケストラの有志で構成されたコンボ・バンド「Ocean Breeze」。ジャズのほか、懐かしいポピュラーソングなども披露される。
防災・減災も考える
また、この日の会場では、市消防本部による講評や東京ガスグループによる「災害時のトイレ」をテーマにしたデモンストレーションも実施。ガスメーターの復帰操作体験や防災グッズの展示コーナーも設けられる。
訓練は休館日に行われ、午後1時から(12時30分開場)3時ごろまで。参加費無料。事前申込制で希望者は同館1階事務室で配布中の入場券が必要。未就学児の入場不可。
同館担当者は「大規模災害に備え、避難経路の確認やどのように行動すればよいかを一緒に考える機会になれば。たくさんの市民の方に参加いただきたい」と話す。
問合せは午前10時から午後5時30分までに同館【電話】046・232・3231へ。
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