海老名で上質な作品を広めようと活動する「海老名演劇鑑賞会」が、9月22日(日)に市文化会館で人形浄瑠璃の観劇会を開く。時間は午後1時30分から3時30分まで。
当日は「二人三番叟」と「菅原伝授手習鑑 寺子屋の段」が披露される。2つとも歌舞伎の演目で、人形でどのように表現するかが見どころだ。
この催しに市内柏ケ谷在住の磯田貞子さん(85)が浄瑠璃役者として参加している。磯田さんが浄瑠璃を始めたのは、終戦し復興が進み始めた10代のころ。日本文化に興味があり、近所の義太夫教室の門を叩いた。それから仕事をしつつ練習や公演へ励んだという。現在は、この他にも市内で活動する劇団「えびな座」の座長も務めている。
磯田さんは「八十路の半ばまで、演劇に携わることができたのは幸運なこと。今回の公演を最後の舞台だと想い、懸命に大切に勉強してきた演目を精一杯つとめあげたい」と語っている。
同公演の観劇希望者は演劇鑑賞会【電話】046・234・2766または【メール】enkanebi@ia2.itkeeper.ne.jpへ。
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