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長期療養入院や手術も 親子3世代が通う老舗整形外科
1979年に19床の有床診療所として開院した「葉梨整形外科」。葉梨之紀理事長は40年にわたり、地域住民が何でも相談できる「かかりつけ医」として、専門の整形外科はもとより、風邪などの外来診療にも対応してきた。物腰が柔らかく、相手に寄り添った診察が親しまれ、親子3世代でかかる家庭も多い。
「人間の身体は総合的なもので、1日入院するだけでも病気の内容や重症度が分かることが多く、24時間の経過観察が重要です。病室をもつ医院はその点が安心です。しかし、低医療費と看護師の確保が困難となり、この10年間で全国で40%にあたる5千カ所の有床診療所が閉鎖し、深刻な課題となっています」
同院では、高齢者の圧迫骨折や歩行障害を伴う骨折の長期療養入院が可能。骨折など外傷を中心に手術も手掛けている。
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