成人式の実行委員長を務める 熊切 圭吾さん 上今泉在住 20歳
○…人生で一回しかない成人式を「一生の思い出に残る一瞬にしたい」と準備に奔走し、佳境を迎えている。中学校で生徒会に所属していた事から実行委員会への案内が届き、人生の節目に思い出を残そうと参加を決めた。「実行委員長という大役を任せていただき、支えてくれた多くの人に感謝」と真面目な表情で話す。
○…上星小・今泉中学校出身。小学生時代に音楽の先生から「音感があって、センスがあるね」と褒められたのがきっかけで音楽に夢中になった。中学に入り選んだ部活は吹奏楽部。担当していた楽器はユーフォニアムで、金・木管楽器との相性が良く、主旋律を奏でていた。現在も厚木にある楽団に所属し、定期演奏会などで披露している。「自分の成長が人のためになる。『感動した』と声を掛けられるのは、とても嬉しい。海老名で公演する時は、自然と力が入ります」
○…挑戦する機会があることを誇りにおもうべき―。これは高校生の時にアメリカへ短期留学した際に学んだことだ。楽器を買うのも留学するのも両親の力無くして出来なかった。当たり前だと思っていた事が”得難い事”だと気づき、自身を取り巻く日常的な環境にも感謝の気持ちを持つようになった。「以来、他人の為に自分が出来る事は何でもやるように心掛けています」
○…将来の夢である英語教諭をめざして、現在は大学で勉学に励む。「できれば吹奏楽部の指導にあたりたい。一人ひとりと向き合って、その生徒の人生が良い方向に向かう手助けができるような指導が出来たら」と先を見据える。成人式は人生100歳時代といわれる中でも「大人」への大きな一歩。無限大の可能性を秘める若者たちに期待したい。
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