海老名e―Sports協会の会長を務める 鶴田 雅之さん 中野在住 40歳
好きこそものの上手なれ
○…コンピューターゲーム(PCゲーム)、ビデオゲーム、モバイルゲームなどを複数人プレイヤーで対戦するスポーツ競技”eスポーツ”。世界の観戦者は4億人以上、1000億円を超える市場規模をもつといわれ、日本でも東京都が5千万円の予算を投じたイベント開催や、上場企業が専門学校を創設するなど、その勢いはとどまることを知らない。「AIやVR、5Gなど、これからは情報通信により社会は激変する。時代の波に乗っていきたい」と先を見据える。
○…元々ゲーム好きが高じ、eスポーツ界に対する情報のアンテナは高かった。将来を見据え、海老名でもこれを広めようと昨年12月に協会を立ち上げ、初回には体験会を実施。市内の飲食店で20人ほどが集まり、盛り上がりを見せていた。「オリンピックやパラリンピックもあり、eスポーツに対する意識はまた高まる。”ゲーム”という抵抗感がある人に、老若男女楽しめるスポーツとして理解を深めてほしい」と話す。
○…門沢橋小、有馬中学校出身。現在は中野にある自動車企業「ダイハツエビナ」の代表を務めている。25歳のときには10台以上の車に乗るほどの車好きで、乗り換える度に売買していた趣味が高じて、現在の仕事を創業。車販売はもちろん、廃車買取や免許返納に対するアドバイスなど、地域に根差したサービスを展開している。
○…仕事も趣味も突き動かしているのは理屈でなく、情熱から。どちらも大切にしている事は”自分よりも他人が喜ぶ環境づくり”。「好きなことをやっているだけですが、自分都合で物事を進めると必ず周りは離れてしまう。何事も周りの協力を大切にしながら、発展していきたい」と力を注ぐ。
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2021年1月8日号