3月1日に開催される「えびな還暦のつどい」で実行委員長を務める 西海(にしがい) 明夫さん 海老名市中野在住 60歳
「地域に貢献したい」
○…これまで過去5回の”還暦のつどい”を見学してきた。委員へは市役所に務めている友人から「私の代わりにやって欲しい」と連絡を受け参加を決めたが、これまで以上の式にしたい想いは強い。「今までの式は、内容はもちろん参加した人の顔が輝いていたことが印象に残っている。意見を積極的に言い合えるメンバーが揃っているので、いい式を作れるはず」と意気込みを語った。
○…長としての仕事は、10人いる委員の意見を吸い上げてまとめる事で、メンバーが積極的に発言できる空間づくりを心掛けている。自発的に委員会に入りたいと応募した人が多く在籍している中、友人の代打で参加した自分が委員長をしていいのかと悩むこともあったが、自分に出来ることをするしかないと頑張っている。「積極的に意見を出して議論するのは苦手。それよりも裏方のような仕事が性に合っているんだ。適材適所ってやつかな」と語る。
○…市内で農業を代々営んできた家で産まれ育った。これまで街を見続けてきて、今よりも田畑が多かった頃を思い出すと寂しい気持ちになるというが、発展した姿を見ると誇らしい気持ちにもなるという。「兄弟が上にいたから畑は継がなかったけれど、昔を思い出すとしんみりする。でも自分も頑張った結果が今の姿に繋がってると思うと誇らしくなるんだ。この気持ちを次の世代にも繋いでいきたい」と郷土愛をのぞかせた。
○…定年退職後も再雇用の形で働いている。現役時代よりも奥さんと息子の3人で過ごす時間が増えたという。「息子は離れて暮らすようになったから、時々会う程度だけれど、家族と一緒の時間は尊い物だと再確認した。妻や息子とも地域活動に参加したいね」
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