小中学校の一斉休校で小学生を預かる学童保育が柔軟な対応で児童を受け入れている。海老名市50か所、座間市14か所、綾瀬市の19か所で対応が始まった=3月4日起稿・本記外面。
2日から休校した海老名市はすべての学童保育所で午前8時までに受け入れを開始する体制を整えた。場所により最大午後8時までの預かりを実施。学童への給食支援も検討している。
3日から休校した座間市は7日まで通常午後1時15分からの預かり開始を正午からに前倒し、9日以降の拡大を検討している。昼食は自宅で済ませてから学童に来るよう保護者に要請した。
3日から13日まで休校の綾瀬市は午前8時までの受け入れで足並みを揃え、午後7時前後までの預かりで対応。午前中から昼にかけて人員を配置し午後4時で閉所する学童もある。市が学童向けに学校の図書室、校庭、体育館を提供している。
綾瀬市は3日午後から市内の学童保育所を保健師らの職員が訪問。5分以上の定時換気と接触感染を防ぐために厚生労働省が推奨する、漂白剤を薄めてつくる消毒液を配布し、子ども用のマスクも提供している。
綾瀬市内で学童3か所と子ども食堂を運営するNPO法人がじゅまるの木の小林真希さんは「最初に家庭での対応をお願いしたこともあり子どもが大勢押し寄せることはなかった。保護者の出勤と昼食の心配を減らせるよう子ども食堂の機能も活用しています。人件費は確実に増えますが子どもたちのためにもできるだけ対応したい」と話している。
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