神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

「チーム座間」で生活救え フードバンクに相談員配置

社会

公開:2020年7月17日

  • X
  • LINE
  • hatena
ワンエイドの松本理事長(右)と石塚惠理事
ワンエイドの松本理事長(右)と石塚惠理事

 座間市は新型コロナウイルス感染症対策の一環で、7月からフードバンクを実施するNPO法人ワンエイド(松本篝理事長)へ自立相談支援補助員を配置した。

 食料の寄付を受け付け、生活が困窮している人や子ども食堂などに支給しているワンエイド。1カ月に平均150世帯の支援をしているが、新型コロナの影響で依頼が急増。月300世帯の支援をし、食料が不足してしまうこともあった。松本理事長は「もともと問題を抱えていて、コロナで表面化したというケースもある。今月に入ってきて少し落ち着いてきたが、予断は許さない状況」と危機感を募らす。

 市が同法人に委託し配置する補助員は、市の施策の紹介を行い、必要に応じて行政などにつなぐ。松本理事長は「利用する方の悩みは一人ひとり異なる。丁寧にヒアリングをして、支援につなげたい」と話した。

官民が連携

 ワンエイドは官民が一体となり自立支援を行う「チーム座間」の一員として、毎月開催されている市の「支援調整会議」にも出席。会議には、市の生活援護課、社会福祉協議会、就労準備支援、ハローワークの担当者らが参加し、弁護士も交え課題の共有や支援の方向性を決めている。

 市の生活困窮者自立支援制度の新規相談受付件数は新型コロナの影響で増加し、4月が218件、5月が187件、6月が123件。コロナ前が月平均約40件だったため、依然として多くの相談が寄せられている。

 近隣自治体と比べて相談件数は多いが、生活援護課の林星一課長は「支援が必要な人をきちんと相談に繋げられている証。顔の見える関係を作っていることで、複合的な問題にも包括的に支援できる」と話した。

「チーム座間」による支援調整会議
「チーム座間」による支援調整会議

<PR>

海老名・座間・綾瀬版のローカルニュース最新6

こいのぼり、空泳ぐ

こいのぼり、空泳ぐ

かにが沢公園で

4月24日

地場産食材を販売

地場産食材を販売

国分寺台中央商店会で

4月23日

地域の魅力を再発見

地域の魅力を再発見

綾瀬ふるさと検定

4月22日

活動の成果を披露

活動の成果を披露

ハーモニーホール座間で

4月20日

街頭犯罪等の発生状況

【Web限定記事】座間警察署管内

街頭犯罪等の発生状況

2024年4月8日〜4月14日

4月19日

ルール守って事故ゼロに

【Web限定記事】

ルール守って事故ゼロに

海老名駅前で啓発活動

4月19日

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

海老名・座間・綾瀬版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

綾瀬で初公演

ロジェ・ワーグナー合唱団 好評発売中

綾瀬で初公演

心に響くゴスペルなど

4月28日~4月28日

海老名・座間・綾瀬版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook