海老名市消防本部が今年8月に動画投稿サイト「YouTube」に公開した動画が注目を集めている。
動画は全部で3本。就職活動中の学生らに向けて作成した。8月11日に公開した「救助隊編」の再生回数は9月7日時点で1万7千回、同20日公開の「消防隊編」と「救急隊編」はそれぞれ、7360回と3万1950回をカウントしている。
消防では毎年この時期に採用試験の受験者向けに説明会を開催しているが、今年は新型コロナ対策で参加者を集める形での開催を見送った。その代わりにこれらの動画を作り「特殊な職場環境を少しでも理解してもらおう」と考え、「やる気のある優秀な人材に受験してもらいたい」との思いを3本の動画に込めた。
「救助隊編」の動画は、救助に使用する工作車やはしご車、支援車を紹介。救助への出動や訓練の様子などを3分半にまとめた。「消防隊編」は出動や訓練のほか水利調査や消防査察、火災原因調査など日ごろの活動にも触れた。再生回数が特に多い「救急隊編」は、傷病者をドクターヘリに引き継ぐ訓練の様子を収録している。
当初は9月14日で動画の公開を終了する予定だったが、予想外の好評に公開の継続を決めた。消防本部は「動画に出演しているのは現場で働いている隊員。消防を身近に感じてもらえれば」と話している。今後も市消防団と消防本部の合同訓練の様子なども撮影し、順次公開することにしている。
|
|
|
|
|
|
<PR>
海老名・座間・綾瀬版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>