海老名市消防団第14分団に加入した 落合 顕也さん 海老名市上河内在住 18歳
○…今年9月に海老名市消防団に入団し、門沢橋地区を担当する14分団に所属している。自身の居住地区ではないが、入団のきっかけになった先輩と地域消防の一端を担おうと決めた。消防団に加入してすぐは歳上の団員が多く馴染めるか不安だったという。「消防団に入り色々な業種や年代の人と触れ合い、同じ体験を共有できるようになって世界が広がった」と充実の日々を送る。
○…生まれも育ちも海老名。仲間と体を動かすことが好きで、小学生時代はドッチボール、中学高校では部活でバスケットボールに打ち込んだ。海老名の魅力は都会と田舎の風景が同居している所で、秋になり稲穂が風に揺れる風景が特に好きだという。「都会だけの風景はなんだか疲れてしまう。田んぼや山とビルなどがうまく共存しているのがほっとできる」
○…現在は救急救命士を目指して資格を取るため、綾瀬市小園にある専門学校に通っている。大学への進学も検討していたが、最短距離で救急救命士になるため専門学校を選んだ。平日は学校で実習や座学、休日は飲食店でアルバイトと日々を忙しく過ごしている。「小学2年生の時に祖父が倒れた事があった。救急車で駆けつけてくれた救急隊員の人たちに憧れて命を救う仕事に携わると決めたんです」
○…将来は海老名市消防本部に就職したいと考えている。本部に入ると団は卒業となるため「団員としてできる活動には参加したい」と意欲的。各分団に配備されているポンプ車や、今年7月に配備されたゴムボートなど習熟が必要な資機材も多い。「団には多くの資機材があるけれど、自分が使えるものは少ない。活動の中で先輩たちに教わりながら、できることを増やして、地域のために出来ることをしたい」
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