座間市議会第4回定例会が11月26日に開会し、佐藤弥斗市長が就任後初となる所信表明を行った。新型コロナ対策を最優先に「全市民が生きがいを持って生活できるように誠心誠意取り組む」と意気込んだ。
登壇した佐藤市長はまず、就任直後から医師会との連携強化を図り新型コロナ対策に取り組んでいることを述べた。そのうえで市内消費喚起策や市内経済の活性化の施策も展開し、「市民生活および市内経済への備えを最優先に行っていく」とした。
次に、市の課題解決を目指す上で「共創(共に創る)」をキーワードに掲げた。これまでの歴史を振り返ると、郷学校誠志館や座間村幼年会など「先進的で自発的な気品あふれる志」が基本となって現在の座間市があるとし、「課題を行政のみで解決するのではなく、市民・企業・団体などの協働から『共創』で解決する形に進化させていきたい」と述べた。
また、2015年に国連で採択された持続可能な開発目標「SDGs」にふれ、誰一人取り残さない社会の実現のために「縦割りになりがちな行政運営を横展開で課題に向き合う姿勢が大切」とした。そしてSDGsへの取り組みは官民問わない理念であることから「企業の力も借りつつ、共に歩み、共に作り上げていくことが求められている」と述べた。
市長の基本姿勢は8項目。第一に「市民の皆様に分かりやすい情報発信と透明性の高い情報公開に取り組む」を挙げた。新型コロナの影響などで来年度は仮試算で約13億円の減収が見込まれているなかで、「税収向上に向けた取り組み」や「最小の経費で最大の効果が得られる方法を常に模索」も基本姿勢として掲げた。
目指す街づくりとしては「住みやすい座間」「働きやすい座間」「学びやすい座間」などをテーマに、待機児童ゼロや中学校給食の全員喫食を実現したいとした。
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