座間市プレミアム付商品券事業が2月15日に始まる。これを前に座間市は3日、商品券の利用期間延長を決め、新たに必要となる経費を専決処分した。
座間市の商品券事業は発行総額6億円の新型コロナ緊急対策として実施される。昨年11月の市議会で2億6千万円の事業費を含む一般会計補正予算案が全会一致で可決された。市は1月7日からの2週間で購入申請を受け付け、2月15日の事業開始に備えている。
議会の予算審議で市は、3月14日までの1カ月間を実施期間としていたが、1月7日に政府による緊急事態宣言が発出され、2月2日には神奈川県など10都府県の宣言延長が決まった。
これを受けて翌3日に佐藤市長が実施期間の1カ月延長を決め、商品券発行の事業費2億5996万円を繰越明許費に設定し、期間延長に伴う補正予算1127万円を専決処分した。
感染防止策では、発行総数6万冊に対して市内郵便局8カ所を引換窓口としていたことを見直し、新たにイオンモール座間と市役所、市観光協会を追加した。市によると各所での感染対策は追加した事業所などに任せている。
商品券はすでに発行を待つ段階にあるが、「3月14日」とした使用期限を「4月14日」と読み替えるよう利用者と参加店舗に周知する。
プレミアム付き商品券の発行をめぐっては、予算執行段階の1月19日に16人の市議が連名で「期間延長」と「感染症拡大への配慮」を市長に直接申し入れる異例の事態があった。
プレミアム付商品券では海老名市が3日、市制50周年を記念して総額21億円分の発行を決めた。期間は4月26日から12月までを予定している。
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