座間市内の23社の建設会社などで構成される社団法人「躍進会」(上野直紀理事長)が4月から、医療機関でのテント設営を行うボランティア活動を始めた。
きっかけは医療機関からの「SOS」。座間市緑ケ丘の広井内科医院では今年1月に発熱患者が急増したことを受け、屋外にテントを設けることを計画。通販で取り寄せたテントは3日ほどで壊れてしまったため、取引のあった株式会社グリーンタウン興業(鈴野哲也代表)にテントを要望した。事情を知った同社はボランティアで急ピッチでテントを設営。廣井喜一院長は「院内の動線を分けるだけでは対応しきれなかった。すぐに用意してくれて助かった」と振り返る。同院では発熱者はテント内で待機し、診察をテントで行うケースもあったという。
鈴野代表は躍進会の副理事長で、会としても同様の活動を行うことを提案。同意を得て4月から地域の医療機関の依頼があれば無料でテントを設営することを決めた。
上野理事長は「われわれは医療行為はできないが、建設業ならではの技術と資材で少しでも社会の役に立てばいい」と話した。(問)グリーンタウン興業【電話】046・257・3000
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