海老名・座間・綾瀬版
公開：2021年5月14日
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新型コロナワクチンの一般高齢者向け集団接種が綾瀬市の17日を皮切りに本紙発行の３市で順次始まる。海老名市は26日、座間市は30日に開始する。12日時点の状況をまとめた。
海老名市
海老名市はビナレッジと北部公園、運動公園に集団接種会場を設け、65歳以上〜80歳以上までを５歳ごとに４区分して順次接種する。年齢の高い順に接種券発送、予約受付、接種を段階的に開始し、５月26日に80歳以上の接種を始める。
65〜69歳の接種開始日は国の「７月末接種完了」の方針を受けて当初の７月７日から６月９日開始に前倒する。
集団接種会場への無料シャトルバスのほか路線バスの初乗り分回数券を配布するなど移動支援も準備する。市の担当者は「接種量は確保できるので焦らず予約してほしい」と呼びかける。
座間市
座間市は４月26日から高齢者施設での接種を開始し、入居者と施設職員の計約２７００人の接種を進めている。
集団接種は５月30日からスカイアリーナ座間、サニープレイス座間、イオンモール座間の３会場で実施する。当初６月９日までだった予約可能日程を７月31日まで拡大し１万１千人分の予約受付を10日に開始し、12日までに予約枠が上限に達し受付を終了した。
個別接種は市内29の医療機関で来週から順次実施するが、予約の混乱を防ぐため、予約や接種開始日は一律とせず医療機関ごとに対応する。
綾瀬市
綾瀬市は５月10日に高齢者施設で接種を開始した。計27施設で利用者と従業員あわせて約２千人の接種を順次実施する。医療関係者（約１千人）の２回接種は５月14日までに終え、17日からの集団接種と個別接種開始に備える。集団接種は市保健福祉プラザの１カ所。個別接種は市内の医療機関20カ所で行う。
集団予約はすべて埋まり、現在はキャンセル待ちを受け付けている。医療機関の大半が予約受付を一時停止するなど国の前倒し方針に苦慮している。市の担当者は「ワクチンは希望者にきちんと行きわたる。接種後も感染症対策を怠らないでほしい」と注意を促す。集団接種会場への移動支援も実施する。
ワクチン情報
ワクチン接種情報は、必ず、お住いの自治体が発送する接種券の案内や広報を確認してください。接種開始に向けた準備状況は異なりますが、３市とも「ワクチンは希望者に順次行き届く」としています。
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