静岡県熱海市で7月3日に発生した大雨による土石流による災害に神奈川県から緊急消防援助隊が派遣され、海老名市、座間市、綾瀬市の3市の消防本部からも隊員が出動した。
緊急消防援助隊は、阪神・淡路大震災での教訓を踏まえて1995年に創設された。被災地の消防力のみでは対応が困難な大規模・特殊な災害が発生したときに、総務省消防庁長官の要請により出動して現地で活動を行う全国的な応援活動の制度。都道府県ごとに部隊を編成し、県では現在、県内24の消防本部から消火、救急、救助などの区分で301の部隊登録がある。
神奈川県は第一次(7月3日〜6日)、第二次(6日〜8日)、第三次(8日〜10日)、第四次(10日〜12日)の4度の派遣を行った。
綾瀬市は消火小隊1隊が一次から四次に出動。一次から三次は5人、四次は要請により1人減の4人の編成で出動し、計19人が現地で活動した。
座間市は3人編成の救急小隊1隊が一次から四次に出動。計12人が現地で活動した。
海老名市は消火小隊1隊4人が、第四次で出動した。
いずれも先遣隊の任務を引き継ぐ形で四次まで活動を行った。3市とも、13日以降は出動の要請はないという。
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