海老名・座間・綾瀬版
公開:2021年9月17日
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綾瀬市は10月1日から、育児や介護を理由にやむを得ず退職した市職員の復職を可能とする「キャリア・リターン制度」の導入を開始する。市によると県内市町村では初の取り組み。
復職を希望する本人の申し出に基づき採用の選考を実施し、在職中の勤務成績などを考慮して復職の可否を決める。在職時の職務の級が3級(主任主事)以下だった場合は在職時と同じ級で復職し、4級(総括主査)以上だった職員は原則4級での復職とする。給料は退職後の職歴なども考慮して算定する。
制度の対象となるのは在職5年以上で離職から5年以内の正規職員。9月14日時点の対象者は正規職員の約74%にあたる461人いるという。
市職員課は「4月のフレックス制度導入に続く人事制度の充実となる」とし、採用試験の応募者増加に期待を込める。
自治体の職員採用は政令市とも競合するため、綾瀬市では人事制度を差別化を図ることで優秀な人材を確保したい考えがある。
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