綾瀬市はこのほど、屋外看板など大型カラー画像を企画製作する株式会社ベレイマージ(綾瀬市大上)に感謝状を贈った。新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場に、案内用の目印看板などを寄贈したことに対して同市の古塩政由市長が感謝の気持を表し、直接伝えた。
ワクチン接種の集団会場は今年春ごろ、全国各地の自治体が限られた時間や物資、人員で開設に対応した。これにより現在までワクチン接種を希望する人への円滑な接種が進められている。
その当初に、集団接種会場の設置を知った同社が市に協力を申し出た。国際的なスポーツイベントや人気テーマパーク、都心部の繁華街などで、大型広告やサインボード、造形物を手掛ける自社の技術を生かして、「非常時の地域に貢献したい」と協力を打診、市も協力を求めた。
同社が手掛けたサインは、設置当初の集団接種会場だった保健福祉プラザや、現在、会場として使用している同市文化会館のほか、綾瀬市が夏休みに市役所で実施した10代市民への「夏休み接種会場」にも使用された。
同社の町屋佐知子社長は「綾瀬市民の社員が中心になり、誘導時にわかりやすいデザインや大きさ、色味などを検討して提供させていただいた。こうした機会を頂くことができて社員一同で喜んでいます」と話した。
感謝状を贈った古塩市長は「心温まるお話は大変ありがたく感謝の気持でいっぱい。これからも皆様の協力を頂きながらこの難局を乗り越えていきたい」と感謝の気持を述べた。
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