関東の小学生が出場する第24回ジュニア陸上・チャレンジカップ東京が10月2日と3日に東京都の駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で行われ、海老名市立中新田小学校4年生の吉川悠真さんが男子60mで優勝した。
綾瀬市や大和市を中心に活動する、ちはや陸上クラブに通う吉川さんは8月に開催された前回大会の男子60mで優勝。今回は大会記録の更新を目標に、普段の練習から短距離を走り込み、苦手としているスタートの出遅れ改善をし、前回出場した男子60mハードルへの参加を取りやめ、60mに集中したという。
男子60mには90人が出場。吉川さんは予選を9秒03の1位で通過。迎えた決勝では、予選で8秒台を記録した選手が2人いたため「苦戦するかもしれない」と感じたというが、前回大会で出した自己ベストを越える8秒95で優勝した。決勝で8秒台を記録したのは吉川さんだけだった。
大会連覇を達成した吉川さんは「練習したスタートも上手くできたと思う。予選は向かい風の中での1位だったので決勝に進めるか不安だった。目標にしていた大会記録の8秒60に届かなかったのが悔しいけれど、前の自分より早く走ることができて自信になった」と話していた。
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