綾瀬市小園の畑で12日、花壇を囲み丸太に座りながら地域や健康について学ぶ「青空講座」が開かれ、地域に住む人などおよそ20人が参加した。
青空講座は、綾瀬の歴史を研究する高橋元さん(84)と、今年3月まで小園自治会の会長を務めた笠間芳之さん(74)らが実行委員会を立ち上げ、綾瀬市社会福祉協議会の地域サロン事業として始めた。
海老名市との市境にほど近い目久尻川の左岸、小園橋から約80メートル下流にあるこの家庭菜園は、高橋さんが畑として借りて観賞用の花や野菜を栽培している。高橋さんはかねてから「花壇を囲み青空講座を開きたい」と考えていたが、新型コロナウイルスの感染拡大で実現に時間を要した。
コロナ禍で外出できずにいる人が大勢いる、と考えた高橋さんと笠間さんは、ワクチン接種が進んだ夏ごろから準備を本格化させ、地域の回覧板で10月からの開催を周知。第1回目の開催となったこの日はおよそ20人の応募があり、初めて会う人も多く集まった。
この日は高橋さんが定年退職から20年以上をかけて学んだ綾瀬の歴史のほかライフワークとしている認知症予防、健康維持のコツなどを解説した。
次回は長年綾瀬市役所に勤務した管理栄養士、比留川正子さんをゲストに迎える。笠間さんは「新たな憩いの場として楽しんでもらえれば」と話す。
来年3月まで毎月1回、第4水曜日に定期開催(次回は11月8日)。参加費無料。問い合わせは笠間さん【携帯電話】080・5652・8079。
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