座間市社会福祉協議会(飛田昭会長)は、12月9日(木)と10日(金)にサニープレイス座間で食料の寄付を募る「フードドライブ」を実施する。今回は初の試みとして、地区社協と協力した「市内一斉」の取り組みとなる。
フードドライブは、家庭で余っている食品などを持ち寄り生活苦の家庭や福祉団体に寄付するボランティア活動のこと。環境面では食品ロスの削減にもつながる取り組みで、市社協は市内でフードバンクに取り組むNPO法人ワンエイド(松本篝理事長)と連携し定期開催してきた。
市社協では今年秋の「福祉まつり」にあわせ、会場でのフードドライブを企画していたが、イベントがオンライン開催となり中止に。年末を前に「コロナ禍で生活が困窮している世帯も安心した年越しができるように」と、開催を決めた。
初の試み
今回は初の試みとして、市内複数の地区社協や自治会の協力も取り付け「市内一斉」と銘打った。周知は自治会の回覧板を活用し、開催日前に一部の地区社協でも受付ができるようにした。9日、10日の2日間は座間市社協が窓口となり、各地区社協から集められた食料が寄せられるほか、市内外の個人や企業からの寄付も受け付ける。
市社協の担当者は「これまでは地区社協ごとに単独で実施することが多かったが、一斉に取り組むことで周知も格段に進んだ。座間にはフードドライブがある街なのだという認識が広がれば良い」と話す。
寄付を募っている食品は、原則未開封で包装や外装の破損もなく、賞味期限が2カ月以上ある生鮮食品以外のもの。缶詰、インスタント食品、嗜好品(コーヒーなど)、乾物、飲料(アルコールやビンは除く)などを主に求めている。米も受け付けるが、管理上虫害を避けるため古米は適さない。
受付時間は9日は午前8時30分から午後5時、10日は8時30分から午後3時まで。受付日前の預かりは事前に市社協に問合せを。寄せられた食品はワンエイドに搬入し、必要とされる人に無償で提供される。
(問)市社協【電話】046・266・2001
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