大谷自治会自主防犯パトロール隊の隊長を務めている 築地 隆夫さん 海老名市大谷北在住 79歳
地域の安全、これからも
○…地域の安全を守り続けて16年が経った。これまでの地域防犯の活動が認められ、自ら隊長を務める大谷自治会自主防犯パトロール隊が全国表彰を受賞した。コロナ禍で表彰式は中止となったが、海老名警察署で署長から賞状を受け取った。「これまでのことを思い出した。自治会の有志8人で始めた活動が60人を超えての活動になり、さらに全国でも認められて嬉しい」と喜びをかみしめる。
○…秋田県秋田市の出身。高校、大学は洋楽に熱中し、仲間とバンドを組んで青春を過ごした。高校生で訪れた神奈川、湘南の青い空と海に憧れを抱き、就職で再び神奈川にやってきた。「秋田の空と比べて、鮮やかな青色をしていたことが衝撃だった。就職を決めるときに神奈川の会社が目に飛び込んできてこれは運命だと感じ、平塚の会社に就職した」と、当時を振り返る。
○…結婚して、妻の実家がある海老名に住み始めた。転入当初から自治会の活動には参加してきたが、初めの頃は「外の人」と、思われている気がしていたという。それでも積極的に参加するうち、周囲の人たちに認めてもらえたと感じる事が増えたという。「海老名、大谷という土地が好きな人が多い。自分も自治会活動を通じて、周囲の人に認められて海老名の人になれた」と笑顔を浮かべる。
○…趣味は大学時代からギターと音楽を聴くこと。娘夫婦と同居中で、日中は妻と一緒に1歳の孫の世話に精を出す。一人でゆっくりと趣味の時間を過ごす時間は減ったが、孫の可愛さに「つい子育てを手伝ってしまう」という。パトロール隊の活動はひと息つける時間にもなっている。「体が動くうちはパトロールを続けたい。孫の安全安心も自分が守る」
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