きょう4月1日から、民法の成年年齢が「二十歳」から「十八歳」に引き下げられる。対象者数は海老名市が2581人、座間市2320人、綾瀬市は1674人=3月1日時点。
成年年齢は明治からの約140年間、「二十歳」と民法で定められていたが、対象年齢の引き下げで新たに2022年4月1日時点で18歳以上20歳未満の人が成年に達する。2004年4月2日以降生まれの人は、18歳の誕生日に成年に達することになる。
主な変更点はローンなどの契約に親権者の同意が不要になることや、現行法では男性十八歳、女性十六歳と規定する婚姻年齢が男女とも18歳となる。一方で喫煙や飲酒、国民年金の加入義務は20歳からが維持される。
"成年高校生"
新年度の在学中に"成年高校生"になる県立中央農業高校の濱野優希さん(3年・17歳)は「旅行の契約など親の同意なく自分でできるのは魅力。半面、自分の行動に責任を持たないと、と感じる」と話し、新井成海さん(3年・17歳)は「あまり成人になるという実感がないけれど、自分の裁量が増えた分、将来に向けてできる事を探していきたい」と話していた。
成人式は3市とも20歳を対象に、これまで通り1月に開催する予定。海老名市の担当者は「18歳は進学や就職などで多忙な時期でもあり、成人を祝うことが難しいことが予想されるため従来通りとした」という。
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