国内自動車レースの最高峰「全日本スーパーフォーミュラ選手権」の第3戦決勝が4月25日に三重県の鈴鹿サーキットで開催され、綾瀬市を拠点に参戦する「B-Max Racing Team」が、シリーズ参戦6年目で悲願の優勝を飾った。5月10日には綾瀬市役所で古塩政由市長に優勝を報告する。
このレースは2013年から続く国内最高峰の四輪レースで、今シーズンは12チーム21選手が参戦し、4月から10月に全10レースを戦い、総合ポイントでチームとドライバーがそれぞれ総合優勝を争っている。
綾瀬市に拠点を置くB-Maxは、2017年から選手権に参戦していて、昨年までの5シーズンで5度、3位入賞を果たしている。3年目のドライバー松下信治はいずれも富士スピードウェイで行われた開幕戦と第2戦で苦戦したものの、3戦目に終盤の逆転で初優勝を飾った。
チーム創設者で総代表の組田龍司さん(55)=人物風土記は、綾瀬市深谷中の自動車部品製造業、屏風浦工業の社長。悲願のシリーズ初優勝に「長年の夢を実現させて参戦し、目標だった優勝ができた。さらに高みを目指したい」と、喜びを語った。
チームは10年に屛風浦工業のレース事業部として設立。11年にF3に初参戦し、各カテゴリーで総合チャンピオンに輝いてきた。チーム名の「B」は屛風浦工業のビー、「Max」には"いつも全開で"の意味が込められている。
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