綾瀬市在住で大和市中央のKG大和ボクシングジム(片渕剛太会長)所属のプロボクサー、阿部麗也選手(29)が、5月15日に墨田区総合体育館で行われた日本フェザー級とWBOアジアパシフィックフェザー級の両王座決定戦で、日本フェザー級1位の丸田陽七太選手(25)を判定で破り2冠に輝いた。
同級3位でチャンピオンに挑んだ阿部選手は、2019年以来3度目のタイトル戦だった。下馬評では丸田選手が圧倒的有利とされていたがそれを覆す勝利となった。
本来はスピードが武器のアウトボクシングを得意とする阿部選手(173センチ)が、丸田選手(180センチ)の懐に入って打ち合うボクシングにスタイルを変えたことで局面が変わった。
第7ラウンドでこの試合初のダウンを奪うなど圧倒し、3―0の大差の判定で勝利を収めた。
阿部選手は「自分が不利だという声が大きかったので反骨精神に火がついた。会心の勝利」と、勝利の喜びを語った。
自動車工場に勤務
阿部選手は藤沢市の自動車関連工場に勤務し、綾瀬市で妻と4歳と2歳の子の4人で暮らす。福島県出身で、高校時代はインターハイ出場など輝かしい経歴を持つ。
上京後はボクシングから遠ざかったが、20歳の時に訪れたKGジムの片渕会長に誘われ、プロのライセンスを取得。新人王を獲得するなど頭角を現し、世界王者を目指し挑戦を続けている。
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