(PR)
WHOガイドラインでも言及 過剰な飲酒控え認知症予防 取材協力/えびな脳神経クリニック
全世界で60歳以上の20人に1人が罹患する「認知症」。世界保健機関(WHO)のガイドラインで認知症の予防とアルコールの関係が言及されていることについて、えびな脳神経クリニックの尾崎聡理事長に聞いた。
―過剰な飲酒も認知症のリスクになるのですね。
アルコールの過剰摂取は大きなリスクです。2012年に世界の全死亡者の5・9%(約330万人)がアルコールに起因したとWHOは発表しました。アルコールは脳にも影響を与え、WHOが医療者向けに作成した認知症のリスクを低減するためのガイドラインの中でも言及があります。
厚労省のガイドラインでは、一日の「適度な飲酒」の量はビール中瓶1本、日本酒一合などに相当します。また女性は男性より少ない量、65歳以上の高齢者はより少量が適当としています。脳は摂取したアルコール量に比例して萎縮し、認知機能の低下や脳梗塞リスクも高めるといわれます。
|
|
|
|
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>