記録的な猛暑で熱中症による救急出動が急増しているとして、座間市消防本部は8月1日、市民に救急車の稼働状況を伝える「救急車ひっ迫宣言」を発令する方針を発表した。
座間市、海老名市、綾瀬市の3市は12隊の救急車を運用して救急患者の搬送にあたっている。「ひっ迫宣言」は、救急車の稼働が約80%に相当する10隊を超えた場合に限り、座間市緊急情報いさまメールと市LINE公式アカウントで発令するとしている。
救急車の出動件数は7月から急増している。同市消防本部によると、7月19日の午前8時30分から24時間で3市での救急車の出動件数が過去最高の101件を記録。同市においては、7月の出動件数が前年比114件増の821件となった。
同市消防本部では「ひっ迫した状況下では、搬送が困難になることが懸念されます。救急車の適正利用をお願いします」と協力を呼びかけている。
ひっ迫宣言の発令期間は8月31日まで。時間は午前8時30分から午後5時15分まで。
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