9月22日の市長選挙で再選を果たした座間市の佐藤弥斗市長が1日、2期目の初登庁に臨んだ。
支持者や市職員約200人の出迎えを受けて朝9時に市役所に姿を見せた佐藤市長は、職員から笑顔で花束を受け取り、「多くのご支持を頂き再選を果たすことができた。至らない点も多く、皆様にお助けいただくことも多いと思うがこれからもよろしくお願いしたい」と、あいさつした。
午前10時からの就任式では、市役所5階に集まった幹部職員約80人を前に「13万市民の代表として引き続き市政のかじ取りをさせて頂くことをとてもありがたく、光栄に思っている。庁内連携にとどまらず市民、団体、企業の皆様とも連携して座間市の課題解決に取り組む」と述べ、職員に協力を求めた。
政策では保育園の待機児童ゼロ、幼稚園のこども園移行、学校を含む公共施設の再整備計画の見直しなどを優先課題にあげ、「学校を中心に地域コミュニティの再構築を図ることで多世代の交流や生きがいづくり、シビックプライド、郷土愛の醸成に繋げ、人的資源が循環する仕組みづくりにも取り組みたい」などと抱負を述べた。
就任会見
1日午後に開いた就任会見では、第5次座間市総合計画「ざま未来プラン」の推進で「多様な市民ニーズに対応したい」と述べ、地域の特性に合わせた交通網の整備と、拡充に取り組む考えを示した。
また「共通する課題を広域連携で解決する」として2023年にスタートした大和市や海老名市、綾瀬市との大和高座広域連携や相模原市との連携に触れ、「利便性の向上と効率的な行政運営に努め、安心・安全で持続可能な街づくりを推進したい」と意気込みを話した。
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