柔道の「アジアジュニア選手権大会」で優勝した 安部 風花さん 上今泉出身 18歳
惜しまぬ努力で人の前に立つ
○…身長151cmと小柄で可愛らしい笑顔が魅力の女子高生。一方で「勝負事においては本当に負けず嫌い」という見た目とは違う一面も。今大会では人生初の日の丸を背負い、世界の舞台で優勝という最高の成績を収めた。「”優勝”という賞がもらえるのは、甘いものじゃないので本当に嬉しい。練習は好きじゃないけど、負けるぐらいならやります」と闘志の強さが伺える。
○…小学2年の時、元気が有り余って姉妹で喧嘩ばかりしている姿を見かねた母が知り合いの柔道場へ入門させた。忘れもしない初試合は開始10秒で1本負け。悔しさをバネに真剣に取り組み、5カ月後には県大会3位に入った。5、6年生では2年連続で県を制覇し、中学時代は全国で準優勝。名門高に進学するもケガにも悩まされ、思うような成績を残すことが出来ずに悩んでいた時、両親から「本気で日本一を取るなら、柔道に専念できるように学校の近くに部屋を借りては」という提案を受け、これを承諾。今まで以上にキツイ練習をこなし、今年3月にとうとう日本一の称号を手にした。「両親には本当に感謝しかない。少しでも恩返しができれば」
○…負けず嫌いと同様に自他ともに認める「目立ちたがり屋」でもある。体育祭の応援団や大将役、生徒会長も務めるなど、人前に立つのが大好き。リレーの選手でも一番かアンカーしか選ばないとか。「柔道でも同じ。背負い投げが好きなのは会場を沸かすことができる技だから。自分を見てほしい」と微笑む。
○…柔道部伝統の合言葉は『貫け』。自分の信念を貫き通す力を持てば何事にも負けないという意味。「昔みたいに、なりたい選手はいない。自分が目指される選手になりたい」。大きな目標は2020年の東京オリンピックでの優勝。「軽々しく言える簡単なものではないけど、夢でもない。そこへ向かって取り組んでいきたい」と力強く語った。
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