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知っておきたい脳のお話【5】 「中年期こそ気を付けたい!コレステロール」 取材協力/えびな脳神経外科
人間ドックや健康診断で「コレステロール値が高い」と言われたけれど、別に今何か症状が出ているわけではないし…と放置している人もいるのでは?今回は脂質異常がもたらす脳の病と対策法について、脳疾患治療の専門医・尾崎聡院長から話を聞いた。
――「脂質異常症」はなぜ怖いとされるのですか?
脂質異常症とは、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪が正常値より多い状態、または善玉コレステロールが少ない状態のこと。自覚症状のないままに動脈硬化が促進され、脳梗塞・脳出血といった脳の病気や心疾患などを引き起こすリスクが高まります。近年では、動脈硬化が原因で脳の血流が悪くなるため、特に中年期に脂質異常症の人は将来認知症にかかりやすくなると言われています。
――脂質異常症と診断された時の対策法は?
重要なのは「生活習慣の改善」。食事ではコレステロールの多い卵黄・魚卵や肉の脂身などの過剰摂取は避け、野菜・キノコ・大豆・海藻類を豊富に取りましょう。また、ウォーキングや水泳などの有酸素運動を適度に行うことも有効です。
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