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春のスギ花粉「多め」予想 過去5年間で最高値

社会

公開:2018年1月12日

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 今春のスギ花粉飛散量を予測するため、県自然環境保全センターはこのほど、花粉を飛散させる雄花の着花量を調査し結果をまとめた。同センターは「花粉の量は例年の2倍程度で”多め”」と発表。過去5年間の調査では最高値、1997年の調査開始時から4番目に高い数値となった。

 調査は昨年11月14日から20日までの期間、県北部・県央部・県北西部・県西部の4地域に分布するスギ林計30カ所で行われた。

 雄花の着花状況を点数化し判定したところ、県内の平均着花点数は67・2点だった。これは、前年(2016年)の37・7点を大きく上回っており、花粉飛散量は前年比の5倍、例年の2倍程度になると予想されている。

 また、地域別では県央部の平均値は66・1点で、県内平均をやや下回った。県西部が74・8点と最も高く、県北部が58・8点と最低値だったが、全体として雄花が多く着花しており、地域的な差は大きくないという。

7月の猛暑が要因

 雄花の花芽形成には、花粉が飛散する前年の夏(7〜8月)の気象条件との相関性が高いとされ、高温少雨で日照時間が長くなると雄花量が増える傾向がある。

 同センターは今回着花点数が高くなった背景について「7月の猛暑が要因」と分析。また、横浜地方気象台・海老名観測所によると、7月の平均気温は平年の108%で、降水量は66%と平年より少なく、日照時間は平年の113%と雄花が多くなる気象条件だった。

 花粉飛散量は【URL】http://www.agri-kanagawa.jp/sinrinken/kenkyu_top.aspで公開される予定。

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