地元企業の力を見せられる舞台のひとつ、「得する街のゼミナール(通称:まちゼミ)」が2月1日から開催される。これに向けて1月20日(土)から各企業が申込み受付を開始する。参加企業は左記表を参照。
2002年に愛知県岡崎市で始まった「まちゼミ」は商店街や地域の活性化、受講する顧客にも還元される事業として全国に広がっている人気企画。「勧誘や販売はなし」というルールのもと、店主らが講師役となり、普段の営業では伝えきれないプロの知識や技術など、”職業の裏側”を参加者に伝授する。コミュニケーションを重視した少人数制の無料講座を行い、これまでに約300地域、1万3千を超える店舗が取り組んでいるという。
地域活性の一助に
昨年、初開催した海老名では市内の21店舗が参加。一般参加者は395人にのぼり、各講座で受講者が定員一杯になるなど、多くの反響がみられた。
主催の海老名商工会議所が実施したアンケートでは、事業者側からは「地域の方のお店に対するイメージがよく分かり参考になった」「コミュニケーションを図ることができ、再来店につながる会話が出来た」「別業種との連携が取れるようになった」など、宣伝効果だけでなく新たな可能性も見出す機会につながったという。
一方、参加者からは「事業者の方の様子がよく分かるので今後のお店選びに生かせる」「ミニ講座でありながら満足の内容だった」「市民同士の交流ができる場になった」などの声が寄せられ、「まちゼミ」の狙いとなる自宅の近くにありながら”知らなかった”地元店を”知る”機会につながったという結果で、受講者満足度は97%に達した。
問合せは同商工会議所【電話】046・231・5865へ。
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