海老名市立有馬中学校が創立70周年を迎え、2月25日(日)に記念式典を開催する。これに向けて現在、PTAをはじめとした学校関係者らで「合唱団」を結成し本番に向けて練習を重ねているほか、学校の歴史を振り返るスライドショーの制作など着々と準備が進められている。同校の土屋雄一校長は「地域の皆様と祝える式典にできれば」と話している。
同校は1947年5月5日に高座郡有馬村立有馬中学校として、5級190人の生徒で開校した。当時は戦後教育の指針となった「教育基本法」と「学校教育法」が公布され、六・三制を基本とする義務教育体制が発足。これを受け、国民学校高等科が中学校となり、海老名町と有馬村にも新制中学校が設置されることになった。このとき、県全体で180校が同時に開校した。急な制度変更だったため他の中学校と同様に独立校舎の建設は遅れ、有馬中学校では小学校の一部と旧青年学校を転用して開校された。
これまでにも様々な周年事業を実施してきた同校が、70年を祝う事業に掲げたのは伝統ある「合唱」。1月25日には2度目の練習が行われ、学校に携わった教諭や卒業生の保護者が集まり再会を楽しみながら、練習に汗を流していた。
式典では、合唱以外にも同校吹奏楽部の演奏や70年の歴史を振り返るスライドショーが行われる。また、周年事業と同時に、地域と学校の連携を図る「コミュニティ・スクール」を発足。記念イベントとして、通塾せず東京大学に現役合格した経験を活かし、自然と勉強が身につく家庭学習法から家庭円満のためのコミュニケーション法のアドバイスをしている、藤田和彦氏の講演会も行われる。
土屋校長は「この式典は誰でも参加できますので、有馬中学校に縁のある方はぜひ参加して欲しい。また、合唱団員は随時募集中ですので、お気軽にお越しになって下さい」と呼び掛ける。
合唱の練習予定は、2月8日(木)・22日(木)の午後6時30分からと、12日(月)・25日(日)の午前10時から約2時間。
式典は有馬小学校体育館で午後1時から4時30分まで開催される。
問合せは同校【電話】046・238・3365へ。
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