市教育委員会の窓口が2月19日、市役所から保健相談センター(中新田377)2階に移転した。これにより子ども関連の支援事業が1つの施設内に集約されることになり、さらなる市民サービスの向上が図られる。
これまで市では、妊娠から乳幼児をサポートする業務を保健相談センターで、児童・生徒らの支援は市役所内にある教育委員会で行ってきた。これらの子育て関連サービスを一括し1施設内にまとめることで、子どもの成長段階に合わせた切れ目のない支援を提供していくことにつながればと、今回教育委員会が同センターに移転する運びとなった。
移転先の2階は、以前は3つに分割され検診スペースとして活用されていたが、今回区切りをなくして1フロアになり、教育総務課・就学支援課・教育支援課・学び支援課の4課が新たに入った。
現在市役所内に残っている保健福祉部の子ども関連部署も今後移転する予定になっており、4月1日以降同センターは「えびなこどもセンター」の愛称が付けられ、新たな転換を迎える予定だ。
コンシェルジュの設置も
移転を契機に、総合案内役を務めるコンシェルジュも新たに導入された。これにより、来所者がどの課に行けばよいか迷うことがなくなり、担当課への案内がスムーズになることが期待される。コンシェルジュは玄関に常駐し、市職員が交代で務める。
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