5周年を迎える「ビナレッジ」の館長を務める 竹渕 慶さん 門沢橋在住 44歳
機械作りから、機会作りへ
○…利便性の向上や宅地開発など発展に付随して、人口が急激に増加している海老名市。便利になっていく一方で、昔ながらの隣人との関係性が希薄になっていく世の中で「市民活動センター」としてネットワークの拠点にしていこうと、スタッフを盛り上げ、一丸となって様々な企画を展開している。「流しうーめん、ハロウィーン、餅つき、何でもやりますよ。皆さんが笑顔になれるなら」
○…高校まで市内の学校に通った後、建築系の仕事がしたいと空調の専門学校に入学。卒業後は都内の企業に入社し、空調工事の現場監督の業務をこなしてきたが、地元で仕事ができればと転職した。現在のビナレッジ等市内の公共施設指定管理者である「相鉄企業(株)」に入社し、はじめは海老名運動公園の設備や管理係などに従事していたが、しばらくするとイベント部門の担当も任せられることに。陸上で元五輪選手の高野進氏や、ベイスターズ野球教室などの運営にも尽力した。「機械や建物が相手だったところから畑違いの場所になったと最初は戸惑ったが、多くの人と触れ合うことで自分自身の成長を感じられる機会が増えてきた」と笑顔を見せる。
○…野球少年だった中学時代に肩を壊してしまい、現役は断念したが、今でも横浜ベイスターズの試合観戦に足を運ぶ野球好き。「行くのは専ら2軍の試合。これから芽が出る選手を見るのが楽しみ」とコアな趣味を持つ。夫人にもその楽しみ方を伝播させ、今では一緒に楽しんでいるのだそう。
○…開館当時から携わってきたビナレッジの5周年を目の前に「初心にかえるつもりで、やるからには楽しくやる。そして来館者をはじめ、参加者・スタッフ全員で楽しめるものにしていく」と意気込みを語る。子育て世代やセカンドキャリアの地域の人たちを中心に、幅広い世代が楽しめるよう様々な企画を通して、今後も無限大の舞台を作り上げていく。
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