海老名市テニス協会(塩脇照久会長)が創立40周年を迎え、3月17日には記念式典が海老名商工会議所大ホールで開催された。式典で塩脇会長は「今後も当協会ではテニス競技の普及発展とテニスを通じた心身の健康増進を図っていくため、これまで取り組んでこなかった次世代育成のためのジュニアイベント実施や女性役員の増強にも取り組んでいきたい」と挨拶した。
同協会は、テニス愛好会の有志が集まり1975年に「硬式庭球同好会」として設立。その2年後に「協会」となった。一時期は23団体が加盟し、所属会員数は1000人を超えていたという。
現在の会員数は男女合わせて966人。市内のテニスクラブや企業内サークルなど14団体が所属し、親睦を深めている。発足以来、春季・秋季シングルスや市総合体育大会ダブルスをはじめとする年間を通じた大会のほか、初心・初級向けやナイター教室を主催するなど、テニスの普及に努めてきた。
2012年から4代目会長職を3期務めてきた塩脇会長は、同協会のこれまでの歩みを振り返り「今回の式典で配布する記念誌を編纂する過程でこれまで様々な課題があったことが思い起こされましたが、その諸課題を会員の皆さんと共に解決してきた達成感が一番の思い出です」と感慨深そうに語った。また、テニスの更なる普及に向けての思いについては「社会人になって以来テニスに夢中になりリタイアした今もプレーを楽しんでいるという私自身の経験を、多くの方に伝えていけたら」と話した。
市民の健康増進目指し
記念式典当日は内野優市長をはじめ、甘利明衆議院議員、長田進治県議会議員、県テニス協会会長らが来賓として駆けつけて、祝辞を述べた。内野市長は「市民の皆様が健康であるためにも、テニスコートの整備など今後も一歩一歩環境を整えていきたい」とコメント。また、市テニス協会顧問でもある甘利衆議院議員は「テニス競技の幅広い裾野を支える組織としてこれからも頑張ってほしい」とエールを送った。
また、この日は会員9人が功労者として表彰を受けたほか、県立中央農業高等学校和太鼓部による演奏やビンゴ大会なども実施され、会場は盛り上がりを見せていた。
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