(一社)三浦市観光協会が4月11日、「平成29年度みうら観光写真コンクール」の結果を発表し、中新田在住の清水進さん(68)の作品「菊名の飴屋おどり」を最優秀賞(三浦市長賞)に選出した。作品は同市観光インフォメーションセンターなどで展示される。清水さんは「とても嬉しい。今後も挑戦していきたい」と話した。
同コンクールは三浦市の魅力PRのために行われているもの。今回は「歴史・伝統を感じる風景」をテーマに募集され、72点の応募点数があった。
清水さんは三浦市の南下浦町菊名に伝わる「菊名の飴屋踊り」を写した作品を出品。審査委員長を務めた写真家の福田尚氏から「伝統文化である装束を身に纏い、踊り舞う姿は郷土の誇り、色彩も豊かで楽しい作品」と高評価を受け、最優秀賞を受賞した。
自治体が主催するフォトコンテストでは、県をはじめ市町村の9割で入選するなど、数々の受賞歴を持つ清水さん。三浦市の受賞は今回が初めてで「目標としている県内自治体の制覇まであと少し。楽しみながら頑張りたい」と笑顔を見せた。
伝統を伝えたい
富士ゼロックス(株)を退職後、たまたま応募した寒川神社の写真コンクールで入選。この受賞と民俗学にも興味を持っていたことがきっかけとなり、10年ほど前から写真撮影に没頭。関東圏を中心に各地の伝統文化の撮影を続けている。
撮影の際には事前準備を怠らないのも清水さんのこだわり。イメージを持った上で、ポジション取りをし、千載一遇の機会を待つのだという。
清水さんは「高齢化や地域のつながりが希薄化している事などもあり、全国的にも伝統芸能への関心や担い手が減少している。長年受け継がれてきた郷土・伝統文化の大切さを写真を通して、多くの方に伝えていければ」と熱い思いを語った。
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