杉久保小学校(立脇寛人校長)が開校40年を迎え、8月29日には式典が行われた。危険箇所があったため使用禁止となっていた校内のアスレチック「杉久保タワー(別名・こっこちゃんタワー)」のリニューアルが周年事業となり、関係者と児童で竣工を祝った。同タワーは今後、授業で活用していく方針だという。
杉久保小学校は、1960年後半に市内の児童数が急激に増加した事等を受け、有馬・海老名・大谷小学校の一部が集まり1979年に開校した。
開校40年を迎えたこの日の式典には教諭・児童以外にも海老名市教育委員会の伊藤文康教育長をはじめ、学校応援団やPTA会長らが出席。校内に設置されているアスレチック「こっこちゃんタワー」のリニューアルとともに周年が祝われた。関係者に対して、代表児童は「私たちの為に作ってくれてありがとう。とても大きくてびっくりした。大切に使います」と感謝を込めて挨拶した。
同校にはタワー以外にも「杉の子城」「ジャングルネット」と3つのアスレチックが存在。2代目PTA会長時代から3期にわたり、学校を支える人らで手掛けてきたもので、同タワーは式典日と同じ1980年の8月29日に完成した。
児童の遊び場として長年愛されてきたが、2008年頃に点検が行われた結果、危険箇所が見つかり使用中止に。40年の節目を目前に昨年、関係者らでリニューアルが検討され、今回の改修に至った。今後は遊具ではなく、理科の観察や実験、図工、総合学習などで利用していくという。
38年前とリニューアルの両制作に携わった伊藤健三さんは「この木材は、当時撤去が進んでいた電信柱を利用したもの。大人が子どもたちの為に皆で協力して作った思い出が懐かしい。姿が生まれ変わっても、遊びながら学んでもらえる場所になれば」と話した。
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