海老名・座間・綾瀬版
公開：2018年9月7日
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海老名市議会９月定例会が８月31日に開会し、来年開催されるラグビーワールドカップ（Ｗ杯）に向けた海老名運動公園陸上競技場の改修や、インフルエンザワクチン接種の補助事業など補正予算案を含む16議案の審議が行われている。補正予算では９億３９５３万７千円が計上された。
夏季五輪とサッカーＷ杯に次ぎ、「世界三大スポーツイベント」の一つに位置付けられている「ラグビーＷ杯」。アジア初開催ということもあり機運が高まる中、海老名が出場チーム”ロシア”の公認キャンプ地として選ばれた事を受け、練習会場となる海老名運動公園陸上競技場の芝生張替や設備整備に対して３億５９０万円を計上した。
また、現在65歳以上の市民を対象に実施しているインフルエンザワクチン接種の補助について、65歳・77歳・88歳を無償化。それ以外の65歳以上は１７００円の自己負担額を１０００円に減額して、負担軽減と健康増進を図る。さらに中学３年生に対しても、受験期でのインフルエンザ罹患率を下げるため、自己負担額１０００円でワクチン接種が受けられるよう新たな補助を実施する。
このほか、休止していた一般家庭に対する住宅リフォームの補助金助成制度を再開。これまで８万円だった補助金額を10万円に増額する。また、ブロック塀等の倒壊の危険防止を目的とした撤去工事に要する費用の２分の１以内（上限20万円）を助成する制度の創設も盛り込まれた。
補正予算以外では、報告４件、条例２件、２０１７年度の決算認定などが上程されている。
各常任委員会の日程は以下の通り。総務＝12日（水）、文教社会＝13日（木）、経済建設＝14日（金）。また市の施策や事業について市議会議員が質問・提言する一般質問は９月19日（水）と20日（木）。開会時間は全日午前９時（10月１日の本会議のみ９時30分から）。傍聴希望者は当日午前８時30分から受付。インターネット配信も行われる。問合せは市議会事務局【電話】０４６・２３５・４９３１へ。
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