「しゃけ駅前歯科」(社家3610)で9月16日(日)、地域住民歓迎の「子ども食堂」が開かれる。正午から午後2時半(受付は1時半まで)。20食限定で、子ども100円・付き添いの大人300円。
子ども食堂とは、様々な事情でごはんが食べられない子を対象に、無償または低価格で食事を提供する場のこと。NPО法人や有志団体などが主体となり、その数は全国で増加中だ。
同歯科では、運営する医療法人社団TKG会(東京都文京区)が、児童の食育や居場所づくりの一環として今年7月から開始。医院に隣接する事務所を改築して作ったキッチン・リビングスペースを月に1回「社家こどもキッチン」として開放している。
今回のメニューは鶏手羽肉の照り焼き、ジャガイモのキッシュ、牛乳寒天のフルーツのせなど(変更あり)。食事を担当する管理栄養士の渋谷優恵さんは「バランスの良い食事は歯の健康にも繋がります。みなさん気軽に食べに来て」と話す。
電話予約も可。問合せは同歯科【電話】046・259・7313へ。
アットホームな雰囲気
7月に行われた初回は、地域住民や来院した患者など16人が利用。渋谷さんが作る鶏肉トマトカレーやコールスローサラダ、フルーツヨーグルトなど、栄養バランスばっちりの食事を楽しんだ。また、食事後はスタッフによる紙芝居も実施された。
利用者からは「味もおいしく、親子ともに完食した。アットホームな雰囲気なのが良かった」「子どもがまた行きたいと言っている」「機会があれば何度でも食べに来たい」など喜びの感想が寄せられていた。
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